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Fable 5プロンプト設計Claudeai-thinking

Fable 5で全会話履歴を分析する専属参謀プロンプト

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まず事実の整理から Claude Fable 5、サブスクの範囲内で使えるのは7月7日までとなっています(Pro/Max/Teamなどのプランで、週間利用枠の50%まで)。それ以降はクレジットの従量課金に切り替わります。 ちなみにAnthropicのエンジニアの方が「キャパシティが確保でき次第、サブスクの標準機能として復活させることを目指す」と発言しているので、「もう二度と使えなくなる」という話ではなさそうです。なので、この記事で焦らせるつもりは全然ありません。 ただ、サブスク枠で気軽に試せるのは今だけというのは事実なので、「これをやらずにFable 5期間を終えるのはもったいないな」と個人的に思っている使い方を、プロンプト全文つきで置いておきます。 なぜ「最後の一発」がこのプロンプトなのか Fable 5のすごさって、ベンチマークの数字そのものより「タスクが長く複雑になるほど、他のモデルとの差が開く」ところなんですよね。長時間の自律タスク、大量の文脈の維持、深い推論。ここが本領です。 じゃあ、その本領が一番活きる個人の使い方って何だろう?と考えたとき、コーディングでも記事作成でもなくて、**「自分の全会話履歴を解析させて、専属参謀として人生と事業の棚卸しをさせること」**なんじゃないかと思ったんです。 メモリと過去会話検索で、数ヶ月分の自分のコンテキストを横断させる その全体を踏まえて、価値観の矛盾や事業同士の食い合いまで推論させる 自分では考えつかない盲点を掘り出させる これ、まさに「長くて複雑なタスク」なんですよ。軽めのモデルだと、途中から分析が浅くなってしまうタイプの仕事です。 実際に私もFable 5でやってみたんですが、なかなか刺さる指摘をもらいました。「口では委譲すると言いながら、結局ご自身で抱えていますよね」みたいなやつです。正直痛かったです。でも、それ以上の価値がありました。 設計のポイント:3つの縛りで「優しいAI」を「参謀」に変える プロンプト自体は長いんですが、押さえてほしいポイントは3つだけです。ここさえ分かっていれば、あとは自分用に好きに改造してもらって大丈夫です。 ① 「まず検索して。記憶で語らないで」 最近のAIって高性能なんですが、こちらから指示しないと、メモリや検索ツールをあまり使わずに、ふんわりした記憶ベースで語りがちなんですよね。 なので最初のフェーズに「推測禁止。まずツールで過去の会話を取りに行くこと」と明記しました。 しかも「メモリから主要なプロジェクト名を自分で見つけて、それぞれ検索すること」という書き方にしてあります。こうしておくと、誰が貼っても、その人固有のキーワードでAIが勝手に深掘りしてくれます。 ② 「幹は3つまで。『全部大事』は参謀の敗北」 AIに改善案を求めると、10個も20個も出てくるんですよ。しかも全部それっぽい。でも、人間が実際に動けるのってせいぜい2〜3個じゃないですか。私も「もらったアドバイスを全部やろうとして、全部中途半端になる」という失敗を何度もやってきました。 なので、コアのアドバイスは最大3つまでに制限しています。枝葉のアドバイスには「どの幹につながる枝なのか」を必ずラベル付けさせて、幹につながらない枝は「捨てましょう」という提案までさせる設計です。要するに、優先順位の判断から逃げられなくしています。 ③ 「私が言いそうなことを出したら失敗」 ここがこのプロンプトの本体です。 盲点を掘り出す専用フェーズを作って、「見えていない機会」「見えていないリスク」「疑っていない前提」を最低3つずつ強制的に出させたうえで、一文だけ添えました。 「私が言いそうなことを出したら失敗です」 この一文があるかないかで、返ってくる内容が本当に変わります。AIが「喜ばれそうな答え」から「唸らせる答え」に切り替わってくれるんです。 プロンプト全文 そのままコピペで使えます。メモリと過去会話検索がオンになっている新しいチャットで、モデルにFable 5を選んで丸ごと貼り付けてください。 使うときの注意点 過去の会話履歴が多いほど、精度は上がります。 AIを使い始めたばかりの方が貼った場合は、Phase 0で「先に質問させてください」というモードに切り替わるので、それに答えていけば大丈夫です。むしろ最初の壁打ちとして、ちょうどいい感じに機能してくれます。 週間枠の消費には注意してください。 Fable 5はトークンの消費がかなり速いので、サブスク枠(週間上限の50%)を意識しつつ、「今週の枠はこの一発に使う」くらいの気持ちで実行するのがおすすめです。逆に言うと、細切れの雑談に使うより、こういう重量級のタスクに一点投下するほうが、Fable 5の使い方としては理にかなっているんじゃないかと思います。 あと、Phase 1の「自己欺瞞の指摘」とPhase 5の「前提への挑戦」は、けっこう刺さるものが返ってきます。私は初回、正直グサッときました。心の準備だけしておいてください(笑) 7月8日以降にこの記事を読んだ方も大丈夫です。従量課金でFable 5を使う手もありますし、他の高性能モデルでもちゃんと動きます(盲点の掘りの深さは多少変わりますが)。おすすめは3ヶ月ごとに再実行して、前回との差分を見るという定点観測の使い方です。 おわりに:AIは「使う」から「指揮する」へ このプロンプトがやっていることは、突き詰めると「AIへの権限委譲の設計」です。 「いい感じにアドバイスして」という頼み方だと、AIは遠慮します。「検索すること」「幹は3つに絞ること」「私が言いそうなことは出さないこと」まで指示して、初めて参謀として動いてくれます。 モデルがどれだけ賢くなっても、この「指揮する力」の差はずっと残り続ける気がしています。Fable 5のサブスク枠が終わる今だからこそ、モデルの性能に感動して終わるのではなく、指揮の型をひとつ持ち帰ってもらえたら嬉しいです。 改造してみた方は「ここを変えたら良くなりました」と、ぜひ教えてください。一緒に育てていきましょう。 それでは、また!

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